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2011年2月20日日曜日

平凡か傑物か ―小渕恵三

2月某日

佐野眞一『凡宰伝』読了。

小渕恵三の人となりについては、次の言葉に集約されるかもしれない。

小渕は凡愚だと思われているところで意外なしたたかさをみせ、大器かと思えば平気でつまらない面を見せる不思議な人物だった


新聞記者らの意地悪な質問をさらりとかわし頭の回転の良さをみせるかと思えば、総裁選で争った同僚をこれでもかこれでもかと執拗に面罵・冷遇する底意地の悪さ。個人的には興味を覚える政治家である。

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