1月某日
紀伊国屋書店に寄る。
ここでしか売っていないルーズリーフを買うため。だけど、いくら探しても見当たらない。店員に聞いてもつれない返事なので、いささか立腹。もう販売していないのだろうか。
仕方なくネットで調べてみると、販売元に直接注文ができるとわかって、オンラインで注文してみる。
100枚で294円とちょっと割高だが、方眼タイプのルーズリーフでこの質感は最高レベル。方眼のルーズリーフは何種類も使ってみたけど、これがちょうどいい分厚さと書きやすさであった。
etrangerdicostarica B5フィラー100(セクション)アイボリー
アマゾンでさえ在庫は1冊しかないというのは、まさか販売終了なのだろうか・・・・・・。
さて、本屋に来たからには本を買わねばならない。
新書で目についたものを2冊購入。
まず、佐伯啓思『反・幸福論』(新潮新書)。
一般的な意味での「幸福論」に対するアンチとしての幸福論(というと矛盾するかもしれないが)。佐伯啓思だから、タイトルにあげられた「幸福論」はもちろん巷に溢れる自己啓発本的な「幸福論」を指すのだろうし、その安直「幸福論」とは対極にある幸福論を語っているのだろう(まだ読んでいない)。
少し期待したのは、福田恆存の『私の幸福論』を踏まえたものなのかなと思ったが、違ったようだ。雑誌『新潮45』に連載していた時事エッセイをまとめたものだという。気が向いたら読んでみよう。
もう一冊は、藤田令伊『フェルメール 静けさの謎を解く』(集英社新書)。
単にフェルメールを書名にあげただけでは購入しないが、目次をみてみるとテル・ボルフやデ・ホーホとフェルメールの影響関係が書かれているようなので即購入。
テル・ボルフとデ・ホーホはフェルメールと同時代を生きたオランダの画家で、フェルメールの絵の構図に多大な影響を与えたと云われる結構有名な画家だ。しかも、個人的には、テル・ボルフの絵のほうがフェルメールより好きであるのだからして、当然彼らの関係は気になっていたことだった。グッドタイミングの新刊だ。でも、まだ5ページくらいしか読んでいない。
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