2009年4月1日水曜日

吹き替えも様々だね


3月31日

小沢昭一『寄席の世界』の続きを読む。立川談志の話を聞いて、さらにいっそう寄席に行きたくなる。

空母をひさしぶりに眺めたくなったので古い『世界の艦船』をひっぱりだして読んでみる。ニミッツ級はやはりでかい。

夜に借りてきたDVDの中から『フィフス・エレメント』を選んで寝る前に観る。テレビ放映されたときにビデオに録画して何度も観た映画だけど、DVD版を観たかったから借りてみた。テレビ版の吹き替えに慣れてしまったせいで、オリジナル音声で観ると違和感が大きい。しかも、吹き替えの声は個人的にとても気にいっていたのに(かなりうまいと思う)、DVD版の日本語吹き替えはすべて別の声優に入れ替わっているため、違和感の回復には至らない。テレビ版の吹き替えのほうがずっと質がいいのが癪にさわる(翻訳もTV版がずっといい。誤訳もあるように思えるし)。

つけたし

北野武監督『ソナチネ』今村昌平監督『うなぎ』を観たのを忘れていた。『ソナチネ』は(最後まで観たけど)とにかくつまらなかった。なにがどう評価されているのかわからないけど、物語としても撮影技術としても、二流のものでしかないだろう。「そこがいい」と言われるかもしれないが、そのエクスキューズは監督が北野武だから許されることだ。

一方の『うなぎ』はなかなか面白かった。主人公の妄想と期待と混乱がよく伝わってくると思う。

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