1月某日
新聞の切り抜きをノートにはっつけるのが億劫になったので、ここにメモしておこう。
「見えてきたのは、戦後を否定しながら、同時に戦後のメディアの中で過剰に戯れる三島の姿だった。映画の出演が決まり嬉々として石原氏に俳優の心得をたずねる三島。東京五輪の女子バレー優勝に涙を流し、ビートルズの来日公演を聴く三島。これもまた、三島その人なのだ。」
これは昨年12月25日付けの「産経新聞」に掲載された本の紹介記事。紹介者は中央公論の編集者で、本のタイトルを『三島由紀夫と戦後』という。
本と映画と美術とその周辺を書き残す日記
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