2009年6月20日土曜日

江藤淳のエッセイ


6月19日

読みかけで半年ほど放っておいた坪内祐三『慶応三年生まれ七人の旋毛曲がり』の続きを読む。残り100ページ。けっこう飽きているのだが、なんとか最後まで読まないと。

最近毎夜軽く読んでいるのは江藤淳のエッセイ集『人と心と言葉』。ふだんの出来事なんかを軽く書いているエッセイばかりなんだけど、ひとつのエッセイにかならずひとつ、江藤淳のメッセージのようなものがあって読後感がいい。追悼文も集めてあって、とくに中村光夫の思い出が印象的。晩年の、彼の孤独感がよく伝わってくる。

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