2009年3月17日火曜日

映画を二本(でもDVD


3月15日

坪内祐三『本日記』を読む。たぶん読了。今度こそ、すべてのページを読んだと思う。続いて『三茶日記』の適当なところを少し読んだ。それにしても、全然知らない人物の全然知らない本の話ばかりでてくるね。

映画『家族ゲーム』を観る。松田優作主演の映画で、松田本人が(確か)こういう映画をやってみたいと意気込んで演じたものの、あまり興業成績はよくなかったという作品だったと思う。よくわからない映画だったが、最後、テーブルをひっくり返す場面に至って、ますますよくわからなくなった。なるほど、あまり人気はでないだろうな、この映画。

3月16日

『ちくま日本文庫 色川武大』の続きから読む。初めての小説として「オールドボーイ」が登場。晩年の作品だが、自然主義文学の臭いがする良作。

大宮のジュンク堂書店で色川武大『映画放浪記』を購入。これが以前、立ち寄ったときに買おうか迷った本。立ち読みで何ページが読んだけど、思ったほど面白くなさそう。

寝る前に映画『仁義なき戦い 頂上作戦』を観る。ついに文太が捕まってしまった。最後の、文太と旭の対話シーンが実にいい。深作欣次笠原和夫のコンビは今作でおしまい。仁義シリーズ第五弾は脚本家が替わっている。

寝る直前に猪野健治『三代目山口組』を開いて、そのまま就寝。

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