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2009年3月9日月曜日
3.9.一冊も読み通していないのがポイント
3月9日
将棋の棋王戦の結果を確認してから、今日の読書。
読書と云いつつ、藤井猛九段の『四間飛車を指しこなすⅠ』をパラパラめくって将棋の勉強をしたあと、とりあえず坪内祐三『本日記』を読む。もちろん、このブログを始めたきっかけは、この本だ。自分も、その日に読んだ本や雑誌について、簡単にでも書き残しておきたくなったのである。
2、30ページ読んだところで、ツボちゃん(坪内祐三)の『酒日記』に切り替える。こちらも適当なところを開いて、寝ながら読む。ツボちゃんが早稲田大学で授業をもっていた頃の、授業後の学生たちとの飲み会についてのあたりを中心に。
それから横に積まれていた雑誌の中から『Le Volant』を手にとって眺める。高出力セダン比較特集と渡辺敏史の中古車特集を読んだら、次は山本周五郎の『小説の効用・青べか日記』をパラパラめくる。「山本周五郎」という筆名は、子供の頃、世話になった質屋の店主の名前から拝借したものだということを思い出す。そういえばそうだった。
『本日記』と『酒日記』の表紙をちらっと眺めていると『三茶日記』も読んでみたくなり、それを書棚からひっぱりだしてこれまたページをめくっていると、ツボちゃんの新宿襲撃事件当時の日記が目にはいった。
このあたりは購入時に読んでいたはずだけど、殆ど覚えていないので、再度読み耽る。2000年の年末だったか、そうかあれからもう8年以上が経過したのだなと、自分を振り返りつつ、ちょっぴり感慨にひたる。
話は戻って、確か将棋の勉強をした後、映画DVDを観た。深作欣二の『仁義なき戦い 代理戦争』。初作、『広島死闘編』につづくシリーズ3作目。極道のことをもっと知りたくなってきた(以前よりずっと)。
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